『ミギとダリ』は佐野菜見先生の描く青年漫画！
佐野先生といえば、先日病気のため若くして亡くなってしまった漫画家の先生ですね。
この『ミギとダリ』が最期の作品となってしまいました。
既に7巻までで連載を終えている『ミギとダリ』ですが、10月からはアニメ放送もスタートします！
どんな漫画なのか、ネタバレやラスト、犯人が誰なのかも気になりますよね！
この記事では『ミギとダリ』全巻のネタバレ感想やあらすじをご紹介していきたいと思います！
※ラストのネタバレもありますので、ご注意ください。
目次（Contents）
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『ミギとダリ』のあらすじ！
最初に『ミギとダリ』のあらすじをご紹介したいと思います！
主人公の少年は、岡山秘鳥というブロンドヘアの少年！
神戸市にあるニュータウン、オリゴン村に養子としてやってきました。
しかし、この秘鳥にはその名の通り、秘密があります。
それは、本当は1人ではなく、2人だということ！
彼らの正体は、ミギとダリという双子の少年だったのです。
ある目的を果たすために、この村にやってきたミギとダリ。
彼らの目的は、母親を殺した犯人に復讐すること！
一体誰が彼らの母親を殺したのでしょうか？
そして、衝撃のラストは一体…！？
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『ミギとダリ』全巻のネタバレ感想！
続いては『ミギとダリ』全巻のネタバレを感想込みでラストの最終巻までご紹介していきます！
ここでは犯人が誰なのかも分かるかも…！？
『ミギとダリ』1巻のネタバレ感想！
オリゴン村に住む裕福な家庭の園山家に養子としてやってきた秘鳥。
彼らは年を重ねているものの子供を授かることができず、秘鳥を養子として取ったようですね。
秘鳥の見た目の美しさや、かわいらしく子供らしい姿にどんどん魅了されていく園山夫妻。
しかし、実は秘鳥には大きな秘密がありました。
それは、彼は双子だということ！
家の中に入る時は確かに1人だったんですが、運び込まれた荷物に紛れていた箱の中にもう1人が隠れていたんですよね。
見た目がそっくりなミギとダリは、途中で入れ替わっても園山夫妻は気付きません。
ダイナミックに入れ替わったり、何なら背後で2人とも姿を現していたり、結構バレそうなポイントも多いんですけどねｗ
多く作りすぎた園山家の初の晩餐もぺろりと平らげた2人は、部屋に戻るとある計画について話始め…！？
『ミギとダリ』2巻のネタバレ感想！
子供の頃に、母親と一緒にこの村に住んでいたことがあったミギとダリ。
ずっと家の中で隠れるように暮らしていたため、彼らの持っている情報はかなり少ないようです。
しかし、ミギとダリには共通の目的があります。
それは、かつて自分達の母親を殺した犯人を見つけ出すというもの！
彼らの記憶の中には、ミジンコ柄の壁紙に住んでいたという記憶が残っていました。
ミジンコ柄ってかなり独特ですが、ミギとダリにはそういう風に見えたのかもしれませんねｗ
1人になりきりながら暮らすミギとダリは、家政婦のみっちゃんから一条家に似たような部屋があると聞き出すことに成功して…！？
『ミギとダリ』3巻のネタバレ感想！
ついに中学に入学することになったミギとダリ。
といっても、秘鳥として入学するんですけどね^^；
ただ、ミギは勉強が大の苦手！
そこでダリは一肌脱いで、サリーという美少女に変身！
うまくミギを口車に乗せて、見事普通科で1位という好成績をたたき出します！
こんな乗せられやすい性格で、母親の仇を見つけ出すことができるのでしょうか…？ｗ
『ミギとダリ』4巻のネタバレ感想！
好成績な秘鳥に目を付けた一条家は、園山家を家に招待します。
しかし、そこで一条家の長男であり、秘鳥の同級生でもある瑛二が、秘鳥が瑛二の無くしたボタンを持っていることに気付きます。
このボタンは、ミギとダリの母親が残した大切な形見でした。
ただ、これは過去に瑛二が家の中でなくしたものでもありました。
これだけ聞くと、どういうこと…？と思っちゃいますよね。
実は、ミギとダリの母親はかつてこの家で家政婦として働いていた人物だったのです！
そのため、ミギとダリが子供の頃に過ごした部屋が、一条家に隠し部屋として存在していたんですね。
そうとは知らない瑛二は、ミギを再教育として一条家に監禁してしまい…！？
『ミギとダリ』5巻のネタバレ感想！
一条家にミギが監禁された一方で、ダリは着実に一条家の秘密を暴いていました。
そこで辿り着いたのは、ミギとダリの母親を殺した犯人は、瑛二だということ。
ちょっと衝撃的な展開ですよね。
だって、ミギとダリの母親が亡くなった時、瑛二はたったの5歳だったんですから。
しかし、彼がミギとダリの母親を殺したのは、紛れもない事実の様です。
ただ、彼も何もなしに人を殺したわけではありません。
どうやら一条家の母親、怜子にミギとダリの母親はおばけだと刷り込まれていたようで…！？
『ミギとダリ』6巻のネタバレ感想！
怜子が母親殺しの原因だということを知った、ミギとダリ。
怜子は真実を知った2人のことを殺そうと追いかけてきます。
ちょっともう、とんでもない大人ですよね…。
そんな2人のことを助けてくれたのは、家政婦のみっちゃん！
彼女はミギとダリのことを助けたうえで、ある衝撃の情報も掴み取っていました！
それは、怜子は子供が産めない体質だということ。
え？じゃあ瑛二と妹の華怜は誰の子…？と思っちゃうところですが…。
村から逃げ出したものの、再度戻ってきた彼らでしたが、まさかの展開が待っていて…！？
『ミギとダリ』7巻のネタバレ感想！
自分が子供を産めない体だと知った怜子は、ある策に乗り出します。
それは、当時自分の使用人だったミギとダリの母親に、自分の代わりに子供を産ませるということ。
その時に生まれたのがミギとダリ、そして瑛二でした。
実は3人は血の繋がった兄弟だったんですね…！
ちなみに、父親は怜子の夫であり、瑛二と華怜の父親でもある一条家の当主です。
使用人に自分の夫に抱かれるよう指示するって、だいぶ狂ってますよね…^^；
それだけ余裕がなかったのだとも思えますが…。
しかし、真実を知ってしまった瑛二。
これってつまり、瑛二は自分で自分の母親を殺したことを知らされたということでもあるんですよね…。
黒い気持ちでいっぱいになった瑛二は、怜子を殺し、自らも命を絶とうとしますが…！？
『ミギとダリ』衝撃のラストとは…！？
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『ミギとダリ』の最終回のネタバレは？
各巻のネタバレを見たところで、最終回のネタバレをご紹介します！
『ミギとダリ』は、最初はコミカル要素が多かったものの、ラストに向けてシリアスな展開が続きます。
最終巻で、明らかになったミギとダリの母親を殺した犯人。
それは、他の誰でもなく、瑛二でした。
でも、瑛二は自分で人殺ししたことを自覚してなかったんですよね。
その原因は、瑛二の母親の怜子にありました。
怜子は、ミギとダリの母のことを幽霊だと言い、瑛二に信じ込ませていたんですよね。
そして、ラストの衝撃的な展開として忘れてはいけないのは、瑛二は怜子の本当の子供ではないということ。
ミギとダリと瑛二は三つ子で、瑛二は実の母親を殺した犯人だったんですよね…。
そもそも、瑛二とミギ、ダリが生き別れたのも、怜子のせいだったんですが…。
彼女も相当追い込まれていたのでしょう。
瑛二は怜子を殺し、自首して捕まってしまいます。
実の母親、育ての母親両方を手にかけた犯人の瑛二。
しかし、『ミギとダリ』を読んでいると、瑛二だけが悪いとは到底思えないんですよね。
大人の醜さや苦悩、それに巻き込まれた子供達が悩み苦しみ、憎みながらもたくましく生きていく。
そんな複雑な姿が描かれている漫画となっています！
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『ミギとダリ』が読めるおすすめサービス
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まとめ
今回は『ミギとダリ』全巻のネタバレ感想をご紹介しました！
読み始めた時は、シュールなコミカル漫画なのかと思っていましたが、全然違いましたね！
闇が深いものの、読めば読むほど続きが気になる、クセになる漫画でした！
犯人が分かってからのラストまでの怒涛の展開も目が離せません…！
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