鬼滅の刃キャラの着物の柄一覧!生地の名前は何?

鬼滅の刃 着物 柄 一覧

鬼滅の刃では各キャラクターの着ている着物の柄が印象的ですよね。

着物の柄で各キャラが分かるくらい知られていて、その柄でマスクを作るなど話題になっていました。

この着物の柄ですが、日本伝統の“和柄”が元になっているものが多いんだそうです。

各キャラの着物の生地にも名前があるそうで、推しキャラが来ている着物の柄がどんな名前なのかちょっと知りたくありませんか?

気になりますよね!

そこで今回は、鬼滅の刃キャラの着物の柄や生地の名前を一覧にしてまとめてみたいと思います!

 

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鬼滅の刃キャラの着物ごとに柄が違う?

鬼滅の刃のキャラクターたちが羽織っている着物には色んな種類があるようです。

カラフルなものが多いようで、隊服の上に羽織ると鮮やかな着物が映えますね^^

和柄が元になっているようですが、キャラごとに着物のが違ったりするのでしょうか?

同じ柄のものがあるのか気になりますね^^

また、隊服の上になぜ着物を羽織っているのかも知りたいところです。

ということで、着物の柄や羽織っている理由について調べてみました!

 

羽織はアウターの役割

鬼滅の刃の時代は大正時代です。

この時代ではまだ着物の着用率も高かったようで、着物を羽織るのは、今でいうアウターとして着ている人も多かったみたいですね。

お気に入りの柄の着物を羽織ることでおしゃれを楽しんでいた人もいたようです。

 

キャラごとに柄が違う

鬼滅の刃のキャラクターはそれぞれ違う柄の着物を着ています。

同じ柄の人は一人もいません。

色んな柄がありますが、柱ともなると皆かなり個性的な羽織を着ていますよね。

年頃の人も多いですが、おしゃれでなく形見として身につけている人、思いを込めたものを着ている人もいます。

 

ということで、さっそく各キャラクターが来ている着物の柄を見ていきましょう!

 

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鬼滅の刃キャラの着物の柄一覧!

ここでは各キャラごとの着物の柄をご紹介していきたいと思います。

 

かまぼこ隊の着物の柄一覧!

炭治郎達主人公チームから見ていきましょう。

 

炭治郎の着物の柄

『市松模様』という柄で炭治郎はのデザインですね。

竈門家はこの柄の色違いを着ており、炭治郎はこの着物を羽織にしているようです。

この市松模様という名前は江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松がこの柄の袴をはいていて流行したことからついた名前なのだそうです。

柄が途切れることがなく続いていくため、繁栄や永遠の意味があります。

竈門家は日の呼吸を神楽として代々受け継ぎ、継承していくという決まり事がありましたよね。

この神楽も永遠に途切れなく踊るものだったので、竈門家が市松模様を着ている事と神楽の継承が関連しているように思いました。

 

禰豆子の着物の柄

『麻の葉柄』のピンクの着物、赤色と白色の『市松模様』の帯をしめています。

麻の葉模様は平安時代の仏像の衣装に使われてており、江戸時代に歌舞伎や浮世絵を通して庶民に流行した柄のようです。

この麻の葉模様自体三角の集合体で六角形をしています。

六角形はもともと魔除けに使われており、魔から子供を守るという意味を持っているそうです。

また、麻は成長が早いとこから子供の健やかな成長を願い、赤ちゃんや子供の着物によく使われていたとか。

 

禰豆子だけ着物が違う柄

竈門家で禰豆子だけこの柄の着物なのは何故かと考えてみたところ、以下の理由を考察してみました。

  • 家計を気にして同じ着物をずっと直しながら着ていた
  • 長女なので子供の頃から使っていた可能性が高い

このエピソードだけでも、禰豆子は本当に良い子なんだなってわかりますね。

 

善逸の着物の柄

『鱗文様(うろこもんよう)』をアレンジした柄の着物のようです。

昔からある鱗文様は正三角形や二等辺三角形が上下左右に連続して配置されたものでした。

この三角の形が魚や蛇、竜の鱗に似ているため、「鱗文」といいます。

鱗文は時代によっていろいろな意味で使われていたようです。

  • 鎌倉時代:魔除けや呪いの力を持っているとされ、戦の衣装や武具に使用
  • 室町時代:女の執念の象徴として、能や歌舞伎で蛇の化身、鬼女の衣装に使用
  • 江戸時代:蛇の脱皮を厄落としと再生に見立てて、厄除けの意味を持っていた

また、蛇は竜の地上の姿、雷は龍神の化身と言われているようで、善逸の雷の呼吸にも関連を持たせた柄みたいですね。

 

伊之助は着物を着ていない

伊之助は上半身裸ですので着物は着ていません

下に履いているのは鬼殺隊の隊服ですね。

最終回で炭治郎の家で一緒に住んでいる時に、竈門家の市松模様の着物を着用しているシーンはありました。

 

柱達の着物の柄一覧!

さて、次は柱達の着物の柄を一覧で見てみましょう。

 

冨岡義勇の着物の柄

義勇さんの羽織っている着物は右側が『赤錆色の無地』、左側が『亀甲柄』という柄で半分ずつ作られています。

亀甲柄は名前の通り亀の甲羅を模様化しており、亀自体にが長寿で縁起が良いとされています。

この左右が別の生地で作られた着物のことを『片身替わりの着物』と呼ぶそうで、 デザイン性があるため能などの舞台衣装によく使用されているそうです。

義勇さんの場合は赤錆色が姉の蔦子の着物、亀甲柄は親友の錆兎の着物を『形見』として身につけていました。

義勇さんの想いが込められており、片身と形見がかけられているのかもしれないですね。

 

胡蝶しのぶの着物の柄

しのぶさんの羽織っている着物の柄は伝統柄ではなく、作者の吾峠先生がオリジナルでデザインしたもののようです。

緑とピンクのグラデーションで、広げると蝶のような模様のデザインです。

この羽織は姉のカナエが来ていたものであり、こちらも形見になります。

花柱であったカナエの羽織が蝶であったのは、姉妹が昔からつけている蝶の髪飾りが由来では?と話題になっていましたが、公式情報はありませんでした。

 

煉獄杏寿郎の着物の柄

『火焔文様(かえんもんよう)』という柄の着物で、裾の方が炎が揺らめくような形に変形しています。

見た目通り燃え上がる炎を表現していて、仏教などでも多く使われている文様のようです。

炎は古代から神聖なものとして扱われ、不浄や煩悩を焼き払うといった意味もこめられていました。

また歌舞伎の衣装でも多用されていたそうです。

煉獄さんの趣味も歌舞伎なのでここもちょっとリンクしていて面白いですよね。

 

代々の炎柱が羽織っていた

この火炎文様の羽織は、煉獄家が代々継承している炎柱が着用しています。

柱になる前の煉獄さんの羽織は白で違うものを着ていました。

父親が引退し、炎柱を煉獄さんが継いだ時にこの羽織も継承されたと考えて良いと思います。

 

甘露寺蜜璃の着物の柄

『白無地』の着物を羽織っています。

蜜璃は鬼殺隊にお婿さん探しのため入隊していますので、花嫁が着る白無垢の白という意味も暗に含まれているかもしれないですね。

外伝によるとこの羽織は蜜璃が鬼殺隊に入隊したお祝いに、煉獄さんから贈られたものになります。

煉獄さんも炎柱になる前は同じ白の羽織を着ていたので、一時期おそろいだったんですね。

(蜜璃は煉獄さんの継子だった時期があり、煉獄さんと蜜璃は師匠と弟子の関係だったんです。)

 

伊黒小芭内の着物の柄

『棒縞(ぼうじま)』という柄の着物を羽織っています。

縞も縦縞や横縞など色々な縞模様の種類があるそうですが、伊黒さんの着ている着物は同じ太さの縦縞柄です。

色はアニメは白と黒の縞、原作のカラーでは紫と黒の縞で描かれていました。

縞模様自体は、貿易により海外から渡来してきたもので当時は『島もよう』などと呼ばれていたそうです。

この『島』が『縞』に変化して定着し、江戸時代の町民の間で粋な着こなしとして流行してたみたいですね。

 

海外では囚人服の意味も

海外では縦縞はストライプと呼ばれています。

このストライプの服は海外では罪人が着る服と言われていた時期があるようです。

伊黒さんも幼少の頃、ずっと牢屋で生活していましたよね。

それだけでなく、自分の一族の血が汚れていると感じている伊黒さんが、わざとこの柄を着ているとしたら辛すぎて泣きそうです。

どうか粋な羽織として羽織ってくれていますようにと願います。

 

悲鳴嶼行冥の着物の柄

『市紅茶色(しこうちゃいろ)』の着物に『南無阿弥陀仏』の文字が書かれている着物を羽織っています。

この市紅茶という色は、渋く深い萌黄色のことで、江戸時代の歌舞伎役者・5代目市川團蔵(だんぞう)に由来する名前なのだそうです。

市川團蔵が襲名前に『市紅』を名乗っており、愛好していた色であったため『市紅茶』と呼ばれるようになりました。

悲鳴嶼さんと歌舞伎役者の関連はわかりませんが、渋い悲鳴嶼さんにぴったりの色であることは確かですね。

また、南無阿弥陀仏の文字は、悲鳴嶼さんがお寺で孤児の世話をしていた時代があったことから来ているのではと言われています。

(本人が僧侶だったのかは判明していません。)

 

不死川実弥の着物の柄

『白無地』の筒袖羽織(つつそでばおり)で背中に『殺』と書かれているものを羽織っています。

筒袖羽織とは袂(着物の袖の垂れている部分)がない着物のことで、江戸時代までは武士が着用していたそうです。

実弥の着物はそれをさらに短ランのような形になっています。

動きやすくなっているので、めっちゃ鬼を倒せそうですよね。

また、背中の殺の文字には鬼への強い憎しみと、必ず滅殺するという強い殺意が現れています。

滅でもだいぶキテいる文字ですが、それだけじゃ足りなかったんですね。

 

時透無一郎の着物の柄

無一郎は着物の羽織を着ていません

隊服の下ズボンを袴のような形にアレンジしています。

 

宇髄天元の着物の柄

宇髄さんも着物の羽織を着ていません

背中に大きな日輪刀を背負っており、羽織を着られない状態ではあります。

 

以上、鬼滅の刃のキャラごとの着物の柄を紹介しました!

 

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まとめ

さて今回は、鬼滅の刃キャラの着物の柄や生地の名前を一覧にしてまとめてみました。

炭治郎達の着物の柄は、昔からある伝統の和柄のものが多く、それぞれに繁栄や魔除けなどの意味があることがわかりましたね。

また、各キャラにも関連性を感じさせる柄がきちんと当てられていて、吾峠先生のキャラの作り込みがすごいなって感動しながらまとめていました!

ただ似合ってるな〜、可愛いな〜だけで見ていたキャラ達ですが、今後は着物の柄や、着物の背景も感じながら違う楽しみ方ができそうですw

 

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