ヒロアカのかっちゃんとデクの関係とは?いじめていた理由は何?

ヒロアカ かっちゃん デク 関係

僕のヒーローアカデミア、通称ヒロアカ!

ヒロアカはかっちゃんとデクの関係性も見どころのひとつですよね。

同じクラスで切磋琢磨するライバルの関係、と思いきやどうもそんな風には見えません。

どちらかというと、かっちゃんがいつもデクに怒っていて嫌っているようにも見えます。

かつてはいじめもあったようです。

一方それでも、デクはそんなかっちゃんのことは嫌いではなく、好き寄りのようにも見えますよね。

2人の関係ってなんなのか気になります!

そこでこの記事では、ヒロアカのかっちゃんとデクの関係について考察してみました。

いじめの理由も含め、さっそく2人の関係を見ていきましょう!

 

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ヒロアカのかっちゃんとデクの関係とは?

ヒロアカのかっちゃん(爆豪勝己)デク(緑谷出久)の関係はなんなんでしょうか。

ひとことで言えば2人は近所同士でよく遊んでいた『幼なじみ』です。

共通点は『オールマイトに憧れている』でした。

個性の発現する前はよくある、かっちゃんがガキ大将で、その後ろをデクがついていくような関係性だったようです。

 

個性の発現で関係が変化

かっちゃんの『爆破』の個性が発現した頃から、少しだけ2人の関係が変化します。

2人というより、かっちゃんの変化が大きな要因だったようです。

かっちゃんの個性は「将来立派なヒーローになれるすごい個性だ」と周囲からたくさん褒められました。

すると、かっちゃんは「自分は強い」、「自分はすごいんだ」と考えるようになります。

同じ頃、デクが無個性であることがわかりました。

自分はすごいが、「デクは一番すごくない」という考えがその頃から定着していきます。

かっちゃんの自尊心がここから、どんどん大きくなり今の爆豪勝己の性格に繋がっていくのです。

 

『デク』というあだ名

緑谷くんの『デク』というあだ名は、かっちゃんが付けています

本当は出久(いずく)と読みますが、漢字の別の読み方として「デク」と呼んでいます。

しかも、デクという意味が、役に立たないやつ=でくの坊という意味もあることも知っていました。

当時デクは後ろをついてくるだけの、弱い存在、役に立たない存在として認識していたかっちゃん。

『デク』とは、かっちゃんならではのあだ名の付け方だったんです。

『クソナード』クソなオタクという意味ですが、かっちゃんがつけていますね

 

雄英での2人の関係の変化

デクの個性(ワン・フォー・オール)の秘密知っていたのはしばらくかっちゃんひとりだけでした。

オールマイト、デク、かっちゃんの3人だけの秘密だったわけです。

それまで個性を自分に隠していたことを、自分をバカにしているのかと激怒していたかっちゃん。

ですが、オールマイトの引退前のデクの反応が、ひとり違ったことに気がついたのをきっかけに秘密を共有するに至ります。

また、2人のガチンコ大喧嘩を経ることで、かっちゃんとデクの距離はグッと縮まったように見えました。

そこからは、いつもの暴言を吐きつつも、デクの個性伸ばしの練習や、今後の展開の話し合いに参加していきます。

秘密を共有する関係に変わったことで、デクへのかっちゃんならではの気遣いなどが見られるようになるのです。

胸アツ…!!

 

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ヒロアカのかっちゃんがデクをいじめていた理由は?

かっちゃんは個性発現後から、デクをいじめるようになっていきました

一番ひどいいじめ時代は、中学時代。

いじめっ子といじめられっ子の関係に2人は変化していました。

幼なじみだった2人がそんな関係になった理由は何だったのか、まとめてみたいと思います。

 

無個性が蔑まれる時代

そもそも『無個性』であることが侮蔑の対象になりやすい世界のようです。

ヒロアカの世界では人口の8割がなんらかの個性持ちでした。

無個性であることは少数であるため、子供達にとっては『見下す対象』として蔑まれていたのです。

かっちゃんが特にデクをいじっていましたが、クラスメイト全体がデクをいじめているような状況でした。

 

かっちゃんのいじめの動機

無個性であることでいじめの対象になりやすいとしても、2人は幼なじみの関係だったわけです。

かっちゃんのいじめの動機はなんだったのでしょう。

それは『デクがかっちゃんの自尊心を刺激する存在だったから』です。

 

自尊心を逆なでする存在のデク

無個性のデクは個性がないからといって、相手への接し方を変えるような子供ではありませんでした。

『自分は一番強い』という前提で接する他の子どもとは違い、デクはかっちゃんと対等に接しています

これはデクにとっては無意識のことのため、何も考えていなかった自然の行動でした。

ある日、川に滑って落ちてしまったかっちゃん。

他の友達は「強いから自分で上がれるよね」と、上で声をかけるだけでした。

しかし、デクだけが川に降りてきてかっちゃんに「だいじょうぶ?」と手を差し伸べたのです。

自分より弱い存在のはずのデクに助けられる、その事実がかっちゃんの自尊心を傷つけ、逆なでしたようです。

 

個性の発現をあきらめないデク

デクは自分の個性がいつか発現して、ヒーローになりたいという夢をあきらめませんでした。

努力するその姿がかっちゃんにとってとてもイラついたようです。

『無個性で弱い存在であるデク』というかっちゃんの考えに当てはまろうとしないからですね。

これは、「弱い存在は強い存在の後ろにいればいい」という考え方の現れでもあったと思います。

 

なぜそこまでイラつくのか

自尊心を逆なでしていくデクにイラつくため、いじめてしまったかっちゃん。

一時は「目の前から消えろ、そこから飛び降りて人生やり直せ」などかなり過激ないじめ方をしています。

どうしてそこまでデクにイラついていたのでしょうか

その理由を少し考えてみました。

 

デクはかっちゃんにとって脅威

かっちゃんは自尊心の塊のような考えのまま大きくなってきました。

その自尊心を逆なでする行動をとるデクに対しイラついているのです。

かっちゃんにとって、デクの行動ひとつひとつがすべてそうなんだと思います。

  • 何も出来ないくせに、自然と誰かを守ろうとする姿勢
  • ヒーローになることをあきらめず、熱心に研究を続けていく姿

自分より弱い存在であるはずのデクが、自分より強い精神を持っていることを認めたくないからです。

幼少時代、川に落ちてしまった時、本当は誰かに助けてもらいたいという気持ちがちょっとあったんだと思います。

その気持ちを誰にも悟られたくなかったのに、自然と川に降りてきて助けに来たデク。

自分の弱い部分を認めたくないかっちゃんは、デクにその気持ちが見透かされたのではと、悔しくて恥ずかしくて仕方なかったんでしょうね。

おそらく、この辺りがすべての根本ではないかと考えます。

負けず嫌いのかっちゃんは、デクに自分よりヒーローとしての素質が垣間見えることが許せないのではないでしょうか。

 

あきらめない幼なじみへの想い

また、これはかなり独自の見方かもしれませんが、かっちゃんは本当は優しい人物なはずです。

そのため一緒にヒーローになることに憧れた幼なじみが無個性を受け入れず、いつまでももがいている姿を見ていられないのです。

その気持ちが、思春期ならではの処理しきれず、イラつきに変換していると考えられないでしょうか。

 

かっちゃんから語られた動機

雄英に入ってからかっちゃんは挫折や経験を通し、少しずつ自尊心から解放されてきています。

デクの個性訓練に付き合うようになったかっちゃんは、オールマイトにかつていじめていた理由を語っていました

「デクの自分をかえりみない強さを理解できず、それが不気味で遠ざけたかった。自分の弱い部分を認めたくなくてデクをいじめた。」

そうかっちゃんは言っていました。

幼なじみだからこそ見えるデクのすごい部分、強さをかっちゃんは知っているんです。

オールマイトを超えて、一番強いヒーローになりたいというかっちゃん。

まだまだ自分が弱いことを奥底で分かっていたからこそのイラつきだったんでしょうね。

だからといって、人をいじめてはいけないけれど、デクはそれでもかっちゃんを嫌いではなかったので何とかなったのでしょう。

大人になっていきながら、2人の関係がまた良いものへと変化していくだろうと、オールマイトも見守ってるようです。

 

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ヒロアカのかっちゃんはデクを好き?嫌い?

かっちゃんがデクをいじめていた理由がわかりましたが、そもそもデクのことをどう思っているのでしょうか。

デクのことを好きか嫌いか、で考えたとき、おそらく彼はデクのことを好きだと思います。

その理由を少し考えてみましょう。

 

デクのことを好き?

かっちゃんがデクのことをいじめていたのは、嫌いだったから、と考えるとそれだけではないですよね。

自分の弱さを認めたくなくてイラついた結果、遠ざけようとしているので、どちらかというと嫌いなのは弱い自分なんだと思います。

嫌いではないなら、では好きかというと、そんなに単純なものではなさそうですよね。

ただ、かっちゃんはいじめつつもデクのことを逐一気にしているのです。

だからこそデクのことをかなりよく知っており、デクが強いこと、自分をかえりみないため危なっかしくてほっておけない存在なのだと思います。

自分の自尊心を傷つける存在、自分の弱さを露呈してくる存在として嫌いなのに、気になって仕方がないのです。

『嫌いだけど好き』というのが合っているような気がします。

 

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まとめ

さて今回は、ヒロアカのかっちゃんデクの関係について考察してみました。

2人は幼なじみであり、かつてはいじめっ子といじめられっ子の関係でしたね。

また、一時期はデクのワン・フォー・オールの秘密を共有する関係でもありました。

そして、かっちゃん自身がデクをいじめてしまっていた理由を語っています。

その理由は、

  • デクの自分をかえりみない強さを理解できず遠ざけたかった
  • 自分の弱さを認めたくなくてデクをいじめることで解消していた

でした。

これらも踏まえ考えたことは、

  • 自分より弱いと思いたいデクに助けられることで自尊心を傷つけられた
  • 感情を逆なでされ、思春期特有の感情処理ができずイラつきいじめた
  • 自分より弱い存在であるはずのデクが、自分より強い精神を持っていることを認めたくないから

などを考えてみました。

また、かっちゃんがデクを嫌いか好きかも考えてみた結果、

  • 自分の自尊心を傷つける存在、自分の弱さを露呈してくる存在として嫌いなのに、気になって仕方がない
  • 『嫌いだけど好き』がぴったり

とまとめてみましたよ!

今後もかっちゃんとデクの関係が変わっていくのが楽しみです。

本誌も大変熱い展開になっていますしね!

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